サンプルロースターによる珈琲自家焙煎
家に帰ると相変わらずYG宝石箱のDVDが流れている、chamaです。
だんだんTreasureBOX内の曲が頭の中でも流れるようになってきました。もはや軽い洗脳です。
そんな僕も無心になれることがあります。
「珈琲自家焙煎」
これにはまってしまいました。
中でも、自分がやっているサンプルロースターでの焙煎方法を書き留めたいと思います。
用意するもの
- サンプルロースター(手動式)
- テストスプーン
- カセットコンロ
- 温度計(耐熱)
- ざる(焙煎したての豆を入れる用)
- 珈琲生豆
テストスプーンは焙煎進行中に豆の焙煎度合いを確認するのに必須です。
温度計は温度上昇率をチェックするのに便利です。
生豆のハンドピック
生豆の中には欠点豆(虫食い・欠け豆・貝殻豆など)が含まれています。
それを一つ一つ除去してきます。
欠点豆が入っていると、風味を損なう、焙煎度合いが合わないなど、悪影響を与えるため、できる限り取り除きます。
これは良い珈琲づくりの第一歩です。
まずは弱火で加熱
ハンドピックが終わったら、サンプルロースターに生豆を投入し、焙煎を始めます。
いきなり火力MAX!なんてことはしません。
まずは、生豆に含まれている水分を溶かすようなイメージでゆっくり加熱します。
焙煎の加熱に関しては諸説ありますが、サンプルロースターの直火式(パンチング)はとにかく焦がさないことが重要になります。
1ハゼに向けて火力UP
約10分ほど弱火で加熱をし、いよいよ本格的に火入れをします。
それでもカセットコンロの中火ほどに設定。
強火にしてしまうと、ロースターとコンロの火との間隔が狭いため、直接火が当たり、焦げやすくなります。
イメージは半直火半温風
直火式のサンプルロースターを何度も使っていると分かるのですが、直火式といえど、本当に生豆に直に火を当てると焦げます。
また、焙煎中に手をかざしたり、顔で覗いたりすると、熱の通り道が一つしかないことがわかります。
直火式はロースターの底面(火の当たっている箇所)だけが温まり、釜内で温度差がある。そのため焙煎に偏りがでる。という記事を読んだことがありますが、温風の上昇を意識できれば均一に焙煎できます。
ただし、一度に焙煎する量が増えるほど火力が必要になりますので、使用規定内の量(450g)ぐらいにしておくのが妥当です。
一ハゼ後、煎り止めに向けて
バチッと大きめの音とともに一ハゼが始まり、煙が立ち込めます。
その後、煎り止めのタイミングまでは再び弱火に調整します。
中火のままでも大丈夫ですが、より細かく焙煎度合いを確認しながら止め時を見計らうのには、弱火の方がおすすめ。
煎り止めは五感が頼り
業務用の焙煎機ではないため、煎り止めは五感が頼りです。
- 豆の色
- 豆のシワの伸び具合
- 二ハゼ手前の煙の量
- 煙の匂い
ここだ!と思ったタイミングで焙煎を終えます。
焙煎後の冷却も大切
焙煎後の豆はまだ高温のままです。そのままにしておくと焙煎度合いが進行してしまうので、冷風を当てるなどして急冷をします。
冷めきって、もう一度欠点豆がないか確認して完了です。
コンビニで挽きたて珈琲が100円で飲める時代ですが、自分で焙煎した珈琲豆は別格の味がします。
何か新しいことを始めたいと思っている方には珈琲焙煎はオススメです。
サンプルロースターまではいかなくても、手網でも断然美味しい珈琲豆を焙煎することは可能です。
ぜひ試してみてください。
by chama